IEの10周年に思う“もしも”「もしもMosaicブラウザが発明されなかったら」「もしもNetscapeが大きな影響をもたらさなかったら」――IEはどうなっていただろうか?
MicrosoftのInternet
Explorer(IE)は8月24日に「10」になる。これは「10年」だ。バージョン番号ではない。
バージョン番号は今、「7」に向かっているところだ。IEはおそらく間違いなく、
この10年でユーザーの
デスクトップに登場した最も重要なソフトだが、その登場は良くもあり悪くもあった。
これを忌むべきものと考えている人もいるかもしれない。
IEは
Windowsにある程度影響を与え、さらにはわたしたちがデータファイルに接続する方法を変えた。
また、
セキュリティ面ではたくさんの問題に道を開いた。
確かに、最初に登場したのはNetscapeとMosaicだった。
だが、皆さんはこのコラムをどのブラウザで読んでいるだろうか? たぶんIEだろう。
とは言え、この10年は「ブラウザの10年」と呼ぶべきだ。IEではない。
というのも、もしもMosaicが世界を変えることがなかったら、Microsoftが独自ブラウザを投入するのにどれだけ時間がかかったか分からないからだ。
ここで別の歴史を考えてみよう。もしもアーバナシャンペーンのNCSA(スーパーコンピュータ応用研究所)がMosaicブラウザを発明しなかったらどんな歴史になっていたのかを。
Microsoftが
インターネットに取りかかったのは比較的遅く、Windows 95のリリースに合わせて取り組んでいた。
もしもMosaicの
子供であるNetscapeが大きな影響をもたらしていなかったら、Microsoftはあの時期にIEを開発しただろうか? たぶん、しなかっただろう。
そして、もしもIEの登場が遅れていたら、もっと優れたソフトになっていただろうか?
そうだと思いたい。だが、IEは大きな成功を収めてきた一方で、OS以外のどのソフトよりも問題を引き起こした。
MicrosoftはIEはOSの一部だといろいろ主張してきたので、実際はこの区別には議論の余地があるのかもしれないが。
色々と興味深い10年を振り返った記事です。
面白いのでご紹介を。